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睡眠について学ぶ 第2回 「長く寝ればいい」はウソ。

  • 執筆者の写真: イーズMyself
    イーズMyself
  • 2018年10月18日
  • 読了時間: 1分

前回は「90分の倍数だけ寝ればいい」という記事を書いたわけだが、


今回はその続きで、


じゃあ90分の倍数であれば長く寝てもいいのか、


ということについて書く。








たとえば「平日に睡眠不足の日が続いたな」と思うときに、


「土日で寝だめしよう」と考えたことがある人は多いだろう。







しかしこれは、現実的な解決法ではない。








健康な人10人を14時間、無理やりベッドに入れた実験が行われた。


彼らに1日中、好きなだけ寝てもらった。


実験開始前の平均睡眠時間は7.5時間とのこと。


最初の2日間はみな13時間くらい眠っていたが、


3日目以降は長く眠ることが無理で、


徐々に睡眠時間が短くなっていった。


3週間後に、10人の平均睡眠時間が8.2時間になって、睡眠時間が安定したそうだ。






5時間も6時間もベッドで起きているなんて、僕だったら苦痛で仕方がない。笑







ここから考えられることとしては、


この人たちは、


平均して8.2時間寝るのが一番すっきり起きられる睡眠時間だった、


ということだ。






ただ、理想の睡眠時間に戻るまで、


実際にかかった期間は3週間。






3週間続けて14時間ベッドにいることなんて、


とても現実的ではない。






だから、長く寝ればいいかというと、そういうわけでもないようだ。






睡眠不足が続いた人は、


別な方法を考えなければならない、


ということだ。

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